Yuriaちゃんのインドヨガ留学体験~人と比べてしまう自分との対峙~

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2016年2月の後半スタートの「インドヨガ留学」に参加してくれたYuriaちゃん。いつも元気で、明るいYuriaちゃん。でも、実は自分なりに様々な課題を乗り越えるための、インドであり、ヨガの修行だったのです。

参加したきっかけ

インド、プリーのビーチを散歩

カンボジアには何度か行ったことがあり、インドにも行きたいと思っていた。カンボジアでは、子供が好きで学校建設のボランティアなどにかかわっていた。ただ、実際ボランティアと言っても自分が助けられている感じが大きく、もっと目的を持っていきたいと感じていた。同時に違う国でチャレンジしてみたかった。インドのイメージは、イコールヨガだった。趣味ではヨガをやってたしインドに行くならヨガを極めてみようと思った。

最初にインド、という選択肢が出てきたのは石井光太さんという作家さんが好きだったから。旅行仲間ともインドの話をよくしていた。周りは「インドは怖い」「インド人はうざい」とよく言っていた。カンボジアも行ってみたら日本で聞くよりずっと良かったし、インドにも実際に行ってみて価値観を変えてみたいと思っていた。

インド行きを決めたら、親とか先生から「怖いから、危ないから、やめなさい」と言われてた。それでも来てみたらやっぱり、イメージが変わった。全然楽しかった。一番印象に残ってるのはヨガとガンガーを歩いている時のこと。インドで出会った日本人と話すのも楽しかったけど、インド人特にサドゥと話すのが楽しかった!

アーサナについて

ヨガ留学の先輩にアーサナを習う

先輩のhitomiさんにアーサナを習う

 

ヨガとかにも適当にエキササイズだと思ってたのが、インドの先生は信仰とも結びついていて思い入れも違って面白かった。練習の中では前屈ができなかった。足は開くけど前はできなかった。終わってみたら前屈もがっつりできるようになった。毎日やってたらできるようになってた。やっぱり継続は力なり!?

セオリーについて

ヨガの呼吸法のレッスン

呼吸法のレッスン

 

最初はわかんなすぎて、「Yuriaは混乱している」と言われていた。もういいや、ってなってしまいそうだけど、もっと知ろうと頑張った!内容は全部はわからなかったけど、ヨガの深さは日増しに理解していった。今までアーサナしか知らなかったけど、先生達が一生懸命教えてくれて助けられた。日本に帰ってきてからも改めて教科書を読んでみて理解できるようになってきた。知れば知る程深くまるのを感じた。

最初は何だこりゃと思っていた、鼻洗浄とかにも意味があって感動した。深かった!最初は専門用語が多くてわからなかったけど、噛み砕いて教えてくれて先生達のお蔭でよりわかるようになった。

インドの生活

カフェでヨガレッスンの息抜き

息抜きでセレブなカフェへ

 

ホテルの生活は何不自由なく致せり尽くせりだった。インドにいてこんなに贅沢で良いのかと思ってた。ホテル住まいで、ヨガやって、終わってご飯食べて、好きな時間あって、もう一個授業やって、夜ご飯。優雅な生活だった。

ホテルのマネージャーとかとも話して面白かった。スタッフもユニークで面白かった。「上見て!上見て!!」と言われて上見たら、「スカーイ(sky)」とか言われた。悔しいのでやり返した。「ちょっと来てよ」って言って来てくれたら「wall(壁)」とかって遊んだりもした。

インドでのイベント

インドでロックフェスをサンタナが開催

ロックフェスで盆踊りを踊る

 

料理を教えてもらいに行ったことが特に面白かった。時期があったので参加した、ロックフェスにも感動した。特に最後のセッション。インドであるのに、日本や世界各地から色々な人が集まってやるのが面白かった。ギターやドラムだけでなくタブラやディジュリジュなど、異国の楽器のセッションは面白かった。ロッジでたまに開催された、女子映画祭も面白かった。ベッドシーツをスクリーンにするのも面白かった。

ホーリー祭にも参加

色祭りホーリーで色まみれになる

 

一緒に参加した仲間について

ヨガ仲間たちと終了証を手に

一緒のクラスを乗り越えた仲間たちと共に

 

一緒にヨガを受けた仲間が本当に面白かった。そのタームは中でも個性が強いといわれていた。会話するだけで全く違う感覚だった。今回私だけ30日で他の皆は45日間だったから、早く帰ることになったんだけどお別れ会でハニービー(近くのcafe)でケーキで祝ってくれた。恥ずかしかったけど、感動した。本当にうれしかった。

大学で部活も入ってなかったから一致団結して1つの目標に向かうってのが中々無かった。学生生活では自分だけのためのお「疲れ様」しかなかった。でもこのヨガのコースでは皆で協力し合いながら、1つの目的に向う達成感があった。それが楽しかった。このヨガの仲間たちに出会えて良かった。

人と比べてしまうことについて

ガンジス河のほとりでアーサナ

ガンジス河のほとりでアーサナ

関連記事:ガンガー沿いでヨガのアーサナをやってみた

 

実は、ヨガを学びに来た理由はもう一つあった。

私はずっと人と比べてしまい、負けず嫌いな気持ちが出てきてしまうのがコンプレックスだった。何かしらやり始めるとどうしても、競争して負けない!となってしまう。闘争心が人一倍強い。3歳からエレクトーンや水泳やってきたけど、それでより強くなった。周りから負けず嫌いを褒められて育ってきたから。それが仇にもなってると感じてきていた。何にでもそういう気持ちになってしまい、一緒に共同で仲良くやればいいものでも、「負けない!」と思ってやっていた。口には出さないけど。だから内面では自分の性格が悪っていう自己嫌悪があった。それがずっと自分の課題だった。

セオリーの時も全てを理解しようとする。誰よりも、そして完璧に理解しようと思ってしまって空回りしていた。アーサナでも、よりによって先生とも比べてしまっていた。「先生はあれだ曲がるのに私はそこまでできない!」とか。それで力入れ過ぎて身体が痛くなったりもした。

ヨガが人と比べることじゃないことを教えてくれるとも知っていた。アーサナだけでなくセオリーをやることでそのことの本当に意味を知ることができていった。セオリーでヨガの深さを知ると共にあくまで自分のペースで自分と対話して進めていくことの意味を知っていった。ヨガの深さを知れば知る程、負けず嫌いの方向性をコントロールできるようになっていった。人と比べることじゃない。最後の方は自分のペースでやればいいよって思えるようになった。

ヨガは自分の人生に欠かせないものになった。

ヨガ留学を終えて

プリーのビーチでラクダにのる

プリーのビーチでラクダにのる

 

朝起きて1時間、夜寝る前に1時間今でも続けている。たまに学校の友達に教えている。「これヒップアップ効果だよ♪」ってやってる。でも「これは神への献身のためだよー」とかやってたら不思議な空気が流れてしまった笑。

インド行ってから興味も変わった。様々な文化の違いに興味が出てきて今まで取ろうとしなかったそういった授業取ったりしている。面白くなった。友達からは「ヨガヨガうるさいなぁ」「好きだねぇ」と言われている。

インドにはもう一度行きたい。タージ・マハルも行けなかったので次は観光もする予定。それまで、皆さんお元気で♪

インドヨガ留学のすすめ

Yuriaちゃんの参加した、サンタナトラベルがお届けする「インドヨガ留学ワールドヨガアライアンス資格取得コース」の紹介はこちらです。本場インドでヨガのティーチャーズトレーニング合宿をしませんか? 今後も、ほぼ毎月スタートで45日間のレッスンを開催予定です。