身体を鍛えようと思ってきたけれど ~みよさんのインドヨガ留学体験記~

管理栄養士として忙しく仕事に勤しんでいたみよさん。とても愛情深く同期メンバーに対して常に優しい眼差しで見つめていました。職業柄、食事には気を付けていても運動はからきしだったというみよさん。身体を鍛えるためにインドにヨガをしにきたと言います。それが蓋を開けてみたら・・・

インドでヨガ受けようとしたきっかけ

プリー到着して早速アーユルヴェーダマッサージ

転職する前に長期で旅行に行くことを考えていました。長期で安くて滞在できる場所を探していたのです。そこでたまたま見つけたこのインドヨガ留学。インドもいけるしヨガもできるじゃん!45日間もできるじゃないか!と思いました。他のところは日程がもっと少なかったんです。インドには行きたいと思ったことはなかったんですけどね。海外長期滞在とかで検索して、何か学べるところを探していました。でも行く前のインドのイメージは、怖い、汚い、カレー笑。

 実際に来てみて

神聖な寺院のお供えカレーを右手で頂きます

自分のイメージしたインド人などいませんでした。ターバンと服も着ていない人も多いかと思っていました。あっていたのは、カレーだけでした。後はまるっきり違いました。何より、ホテルがめちゃくちゃ綺麗でした。正直、最低ランクを想像していたので(^-^;。ヨガは経験していなくて、インドヨガ留学を申し込んでからホットヨガの体験と近所のヨガに行ってみたくらいです。ヨガの終わった後の爽快感すごいと思いました。45日間ヨガ漬け最高だと思っていました。

アーサナ(ポージング)について

アジャストしてもらいます

ただ、こっちのアーサナは最初きつかったです!普段全然運動してなかったのが朝一からってのもこたえました。朝起きるのもしんどかったです。初めの一週間は筋肉痛も厳しかったです。もう!120%で頑張っていました。休んでいいとは思っていなったので。そうしたら、はじめに頑張ってたからか、二週目から筋肉痛なしになりました。自分の心地いい所で止まっていい、と。全て楽になりました。頑張りすぎなくていいと思って~楽になっていったのです。

同期のゆかちゃんと仲良くポーズ

実は以前、椎間板ヘルニアになったこともり、その時は起こしてもらわないと立てなくなっていました。だから、不安もありました。頑張りすぎたら危ないかもしれなかったです。それで、授業後などに遊ぶのも控えていました。

一生続けられる

呼吸法の練習。片鼻ずつのでの呼吸、ナディショダン

ただ、ふたを開けてみたら、全然何の痛みもありませんでした。食べ物は気を付けていたが、運動はしていなかった。だから一生続けられる運動をしたかったんです。

終盤から汗の量が増え、爽快な汗をかくようになりました。正直、将来的にも人に教えるつもりはありませんでした。でも先生役をやらないといけないんです。教える側にならないといけない。毎日先輩や先生のやり方を盗んでいました。

自分を 「クソ人間」だと思ったヨガ・セオリー

ヨガ・セオリーで自分を見つめ直す

セオリーでは大分落ち込んでいきました。自分を「クソ人間」だと思いました。毎日じわじわボディブローを食らうような感覚でした。エゴについてなど聞いて、自分の中で負の感情は今まで目をそらして生きて来たのにこんだけ見させられました。ずっとほったらかしにしていたと落ち込みまし。そういう意味でメンタルは一番下まで降りました。

アヒンサ(非暴力)を学んだ時、「自分はいつも一杯ネガティブなこと思っている。自分に対してもネガティブに考えてもいけない、口に出しても行けない。」と聞き、愚痴や不満を出せなくなってしまっていました。

ルチカの授業のたとえ話で、「人を100%信用すればよいというわけではない。自分を守るためには、ちょっとの疑いはあってもいい。真っ白でないといけないわけじゃない。100%受け入れないといけないわけじゃない。」という言葉を聞きました。それから浮上していきました。

答えられない問い

瞑想で自分と対話するみよさん

他にも突き付けられたのは、当たり前のことを考えなくなっている自分でした。「幸せとは何ですか」とか考えなくなっていた自分がいました。年齢もあり、勉強や学びを忘れて生活だけになってしまっていました。こういった単純な質問に答えられませんでした。質問の意味は分かるけど答えはわからないんです。自分がこんなに単純で大切な問いに答えられないことが一番ショックでした。

暫く経ってから、結局は自分の考え方次第だと思っていきました。それまで、人のせいにしていたことに気づいていきました。自分にも厳しく人にも厳しかったのです。もう少し考え方を変えてもいいのかもしれないと思うようになっていきました。今は自分に優しくしたら、人にも優しくできると思うんです。自分を変えたら、もっと楽になると思ったら、実際に楽になったんです。

快適に感じた生活面

ホテルのお部屋

ホテルの部屋も広いし快適だった。正直言うと、最悪な状況を想定してきていました。いつでもシャワー浴びれます。最後の方、ちょっと飽きてきたけどホテルのご飯は美味しかった。それに、ヨガの授業はホテルで行うし、ホテルには日本語が通じるトゥンナさんが居るので安心でした。それに、ホテルには日本人が多くて安心していました。一人になりたければ部屋に入ればいいし、同期や先輩・後輩と深い話をすることもありました。

インドでのイベント

ヨガメンバーやゲストハウスの日本人とホーリーを遊ぶ

ホーリーがすごかったです。お祭り前からじわじわ盛り上がっていました。思ったよりすごいお祭りでびっくりしました。日本人がこんなところにこんなに集まるんだーと感心しました。何より、インド人の大の大人がこんなにはしゃぐとは思わなかった。アーサナの講師、プラカーシュが来てくれてテンションがめっちゃ上がりました!

最後に。

先生役で、ゴムクアーサナ(牛の顔のポーズ)をするみよさん

体や姿勢を鍛えようと思っていましたが、まさか精神面も鍛えられるとは思っていませんでした。それが大きな収穫でした。気持ちが楽になりました。実際、体調や姿勢よりも精神面の方が大きかったのです。そしてプリーがこんなに素敵な場所だとは思わなかった。インドをこんなに楽しめるとは思いませんでした。純粋に面白かったです。何があっても笑っちゃっていました。

同期や後輩たちと高級ホテルでセレブになるみよさん

 

おしまい

 

大阪ヨガワークキャンプ

2017年6月13日~18日、19日~23日(各4泊5日)

インドのヨガについて深く学びたい方は、大阪でインドヨガ留学の体験ができます。詳しくはこちらから。4泊5日のヨガ合宿になります。アーサナは同じくプラカーシュ先生が担当し、インド留学体験者も集う場になります。この体験談を書いてくれたミヨさんもどこかに顔を出してくれる予定です。

東京ヨガワークショップ

2017年6月3日(土)

東京でもワークショップを行います。この体験談を書いたみよさんも習ったプラカーシュ先生が来日しポージング、呼吸法、瞑想を含めたヨガのワークショップを行います。詳細はこちら

インドヨガ留学のすすめ

サンタナトラベルがお届けする「インドヨガ留学ワールドヨガアライアンス資格取得コース」の紹介はこちらです。本場インドでヨガのティーチャーズトレーニング合宿をしませんか? 今後も、ほぼ毎月スタートで45日間のレッスンを開催予定です。