高校卒業してすぐインドヨガ留学ですが、何か。~ありちゃんのインドヨガ留学体験記~

高校卒業後、進学や就職でなくインドヨガ留学を選んだありちゃん。海外どころか、修学旅行以外で北海道を出たこともありませんでした。大学生や社会人でも心配するインド。渡印前に電話で「インド恐くないですか?」と聞くと、「行ったこともなく、そこに住んでいる人がいるのに勝手に想像するのは失礼だと思っています。」なんて答えるスーパー18歳のありちゃん。何を考えインドに来て、そこでどのように感じたのでしょうか。

高校に通いながら考えていたこと

村人全員美術家のラグラジプール村散策へ

小さい頃から疑問に思っていたこと。大人から教え込まれている常識ってどこまでが本当に大切なことなんだろうということ。授業で教えてくれることは興味もわかないし、私の人生ではあまり役に立たないし、中身のことは全然教えてくれない。人生を豊かにしてくれるものではないのに何で学校に通っているのかと不思議に思っていました。

私は勉強も苦手で、将来したいことも分からなくて、高校に行く選択は自由なんだから
別に行かなくてもいいはず。でも行かないといけない雰囲気は満載。例え、高校に行ったとしてもそれからの人生どうなるかは自分次第のはず。それでも、なんで肩書きばかり気にしてんだろうって思っていたガキでした。

自分のしたいこととは?

同期のメンバーとカレーを食べに

だけど、将来は不安、目標も見つけてない。でも、好きじゃないお仕事は将来絶対にしたくなかった。だから、そんな事言いながらも高校に行きながらバイトをする生活を選びました。学校生活とバイトを両立する日々は充実していたけれど気づいた時には精神的にも体力的にも疲れきっていました。限界になってやっと本気で自分のしたいことは何だ!!と考えました。限界まで追い込まないと自分のしたいこともわからないのが嫌でした。大事なことは後回しで考えないように逃げていたのも変えないといけないとも思いました。

でも本気で考えていくと、小さい頃からなりたいもの叶えたいことは山ほどあったことに気づきました。だけど成長するにつれて、周りの意見、常識、お金の安定、将来の不安に左右されて、挑戦もしてない。今実際に不安なことも起こってないのに先のことだけ心配してる自分て馬鹿じゃん!!これからはトキメクことだけしよう!!そうすればもっと幸せになれる!!と思い、興味あることは片っ端からやってみよう!と覚悟を決めました(笑)

前から興味があったヨガ

ブリッジ(ウルドヴァ・ダヌラアーサナ)の練習

まずは前から興味があったヨガについて、学んでみようと調べ始めました。昔からハワイに行きたかったので、ハワイで資格が取れたら良いなー、思ったけれど今の自分には高くて払えない値段で、そのことを担任の先生に相談したら

「なんでハワイなの?ヨガならインドでやれば?」

と聞かれ確かにそうだな。と思い「インドヨガ資格」と調べたら安かったので「これなら今の自分でも出せる!」と思い決めました。

修学旅行以外は北海道から出たことが無い中、単身インドへ

確かにインドに行く前は不安なこと、色々いう人はいました。ただ、環境は日本ほどは整っていなくても、インドまで行ってしまえば楽しそうだし。行った事無い人に何か言われても、と聞き流してた。人それぞれ感じるものは違うから私はインドに行ってどう思うのかが知りたかった。

インドの第一印象

プラカーシュ先生とカレーを食べに行く

まさに最初に印象はこんな感じ。

「クラクションめっちゃ鳴らすな!!爆笑」「ほこりっぽいなー。」「犬やばいなー。」

その後ちょっと経ってから

「最初は良かったけど、二週間くらい経つと米やだなー。」「カレー胃にくるなー。」「お風呂につかりたいな…」「パスタ助かるなー。」「パン美味しいなー。」「チャイ大好きー。」

とプリーではあまり驚いたことはなかったです。肉から離れた生活を心がけたかったので、良い機会でした。

アーサナをしていく中での気づき

バタヤンナーサナ、馬のポーズを練習する

来る前は、ポーズを取る時どこで吸うか、どこで吐くかを自然に身につけられれば良いな
と思っていました。長くポーズをキープするのがきつくて嫌いだったけれど、一ヶ月位経ってから少しずつ集中力もキープも長く保てられるようになり着実に成長しているのがわかって嬉しかった。ポーズが沢山できるのも理想だけど、ひとつひとつのポーズをしっかりと理解し、身体の隅々までゆがみを感じ取れるようになるのと落ち着いてキープできるようになるのが、今の私の目標です。

実は私、アジャストされるのが最初は嫌でした。なぜ嫌なのか?と考えていくと、人からの意見を素直に受け止められない自分と繋がりました。ただ教えてくれている。だけで済むはずなのに難しく考えていたことに反省。

理由が分かったその後からはアジャストが好きになりました。アーサナは外から見ればただポーズをとっているだけにしか見えないけどポーズをとるだけでも色々な事に気づくことが出来る大切なものだなと感じました。

ヨガセオリーでは多くの初めて考えること

プルナブジャンガアーサナ、コブラのポーズの完全版

私は英語が全く出来なかったので毎回録音して聞き直していた。ヨガセオリーでは、ルチカの質問が初めて聞かれる質問ばかりで面白かった。幸せとは何か、考えるとは何か、など考えれば考えるほど何がなんだか意味がわからなくて何度も思考停止状態になりました(笑) そんなことを繰り返しながらも、なんとなく今はこれが私の答えかな?ってまとまった瞬間が、すっきりした気持ちになって楽しかったです。

セオリーの中で

「今あるもので満足をする。」

という言葉が出てきました。確かに、普段生活をしていても身近なことには目を向けないで外に刺激ばかり求めていたし、これからのことにばかりに期待して今に満足しようとしていなかった。だから、常に幸せな感情も感じ取れなかったんだなと気づきました。

自分の学んだことを次に学ぶ人たちにシェアするありちゃん

それ以外にも、
「嫌な状況も、良い状況も全て自分の考えが決めている。」
とセオリーのルチカ先生が言っていて、ホントその通りだよな!!と思った。思ったのとは反対に、すべて良い状況と思うのはなかなか難しい時もあるよな、とも思った。私は今までのことを思い返してみた。私は、調子が良い時は自然と自分に満足できる。でも、満足しているからといって何か気づかなきゃいけない時があったとしても満足しているからこそ、その問題と向き合いずらくなっていた。逆に、調子が悪い時こそ課題がわかりやすくて、これから良い状況になるように改善しようとしていた。そんなことがあったからこそ成長にも繋がったと思った。

一番はいつでも冷静に考えられれば、どんな状況であっても色んな経験をさせてくれ、ありがとう!!って感謝の気持ちになれる、そこが自分には欠けていたんだなと気づきました。難しいけど、なんでも感謝できる人間になりたい!!

セオリーではまだまだ書ききれないくらい沢山のことを学ばせて頂きました。小さい頃からあったモヤモヤも、学校では教えてくれなかったこともここで学べて本当に良かったなと思います。何歳になっても学ぶ姿勢は忘れずに生きていきたいです。

200時間終えて

卒業式に皆で記念撮影

多分、一人でアーサナやセオリーを受けてもそんなに多くのことは吸収できなかったと思います。年齢とか関係なく同じ時期に学ぶ仲間がいて真剣に意見を交換し合ったり、新しい知識を得ることができたり悩みごとがあっても助けてくれる一言があったり。本当に素敵な方たちと出会えたことがインドにきてよかった!!と思わせてくれます。45日でこんなに濃い時間を過ごせたことに感謝です。どんな場所でも学びはある。それに気づくのは自分次第!!

これからは夢を叶えるために一歩一歩焦らず幸せを噛み締めながら歩んでいきます!!

 


大阪ヨガワークキャンプ

大阪でインドヨガ留学の体験ができます。このブログを書いてくれたありちゃんも習ったインド人ヨガインストラクタープラカーシュが来日して「インドヨガ留学@大阪」を行います。そしてゆきちゃんも6月15日に体験談トークライブしてくれます。

インドヨガ留学のすすめ

ありちゃんの参加した、サンタナトラベルがお届けする「インドヨガ留学ワールドヨガアライアンス資格取得コース」の紹介はこちらです。本場インドでヨガのティーチャーズトレーニング合宿をしませんか? 今後も、ほぼ毎月スタートで45日間のレッスンを開催予定です。